ゆきち

PCゲームの感想と攻略のようなものでできています。


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このまちだいすき

このまちだいすき

制作クロブチ/krbchmgn
ダウンロードこのまちだいすき
ジャンル春休みを楽しむRPG
対象一般全年齢
プレイ時間7時間
エンディング数1
制作ツールRPGツクール2000 VALUE!
公開日2012年6月19日
容量3.42MB
プレイしたバージョンver1.13
備考プレイするにはRPGツクール2000のRTPのダウンロードが必須(無料)。
http://www.famitsu.com/freegame/rtp/2000_rtp.html
制作サイト、と、ゲームフォルダ内説明書にヒントあり。
制作サイトから攻略本をダウンロードできます(無料/13.8MB)。


このゲームは、主人公のタナカが春休みを遊んで過ごすゲームです。
タナカが住んでいる「この町」は小さいけど、一部を除けば治安も良く、
コンビニもあるのでそこそこ便利な町。
住民もみんな仲良しで、声をかければちょっとした世間話も。

そんなある日の、ちょっとした人助けから
タナカの周りには不思議なことが起こり始めます。
どうぞ仲間たちと協力しながら、うまいことやってください。

いつかは新学期が始まり、この春休みは終わりになってしまいますが
その辺りはあまり深く気にせずお楽しみください。

「この町」は、とてもいい所だと思います。

(ゲームフォルダ内「【説明書】春休みのしおり」より引用)


 いい奴で普通の学生・タナカの春休みストーリー。
 親友のスズキ、向かいに住むサクライをはじめ、下駄箱に上靴を忘れてきてしまったり、夜中になるとテンションが上がったりなどしているクラスメイトの面々と喋り、
 24時間営業のコンビニ、浜辺で開かれるフリーマーケットで買い物をして、
 西にある屋敷、東にある港で通行止めをされつつも、
 春休みを満喫しようと気合い十分のタナカを操作して、「この町」を走り回りましょう。

 短編RPG。エンディング後にいくつかおまけエピソードあり。
 私は全て終わらせるのに7時間ほどかかりました。メモしながら、迷子になりながらのプレイだったので、本来ならもっと短いのかも。


 


 制作サイトにあるように「ちょいちょいパロディ挟んだりもしてい」るようですが、まず「このまちだいすき」という教育番組のことを知らなくても全く関係なく楽しめましたので、安心してプレイしてください。
 特に教育番組染みてもいません。けれども、ゲームの登場人物が優しい人ばかりだというのは教育番組の優しい感じに似ている……のかも。全て終えてみると「このまちだいすき」というタイトルがとっても素敵で優しく思えてくるのです。このゲームに慣れて主人公たちが可愛く見えるようになれば、最後にはあらすじの「「この町」は、とてもいい所だと思います。」という言葉に全力で頷きたくなってしまうのです(笑)。
 〔勇者が出てきて、実はこの町は魔王の城下町のようなものなのだという考えを披露され、親友のおかしな言動に不審感を持ち、一気にファンタジー世界に突入しても、結局最初の状態のまま変わらない、というのが心地よかった。あ、町が盗賊一味の支配から逃れたり、ミケやジョゼットと出会えたり、何よりタナカ自身がこの町の成り立ちや自分の正体を知ったり、成長したり、というのはゲーム中にしっかり変化した点なのですが、「この町」の根本は何も変わっていないなと。
 全てを知っても魔王の親友で居続けて、「このまちだいすき」と言ってのける主人公を見て、このゲームタイトルいいな、と思いました。プレイする前は、ゆるゆるとこの町で遊んで人の役に立って、この町は過ごしやすいなーとゆるーく思う「このまちだいすき」なのかと思っていたので、もっと意味を持った「このまちだいすき」であったことに意表を突かれました。更に実感を込めて、親友を肯定して激励する「このまちだいすき」ですね。
 ゆるーいRPGだと思ったから、大樹の中に森があっても「あははなんでやねん」で済ませていたんですが、そういったファンタジー要素にも理由があったと。
 勇者と邂逅してからが面白かったですね。「この世界にいる魔王」という存在が、初対面の勇者だけでなく信頼関係のある仲間たちからも語られてから、だんだんと「この町」の不自然さが明るみになっていく。現代を舞台にしたファンタジーかと思えば、異世界を舞台としたファンタジーで「現代」こそが「異世界」の中の異世界だったと。
 エンディングを迎えついに登校するタナカから語られる、彼の学年に驚き。ずーっと学生やってるんですかねw 勇者の歳の話の中で、タナカが16歳より上だという意味の発言をしているから、「ああタナカは17歳なのかな」とプレイヤーに思わせておいて、これ(笑)。勇者の16歳なんて彼の足もとにも及ばない。

 「この町」の真相に辿りついてからスタート画面を見ると、スズキが可愛く見えてしまって(笑)
 すごい力を持つ冷静沈着な魔王様、なのに、絵が下手だとか、猫好きだとか。スタート画面は「この町」の構想なんでしょうね。西は町長に通行止めにしてもらい、東は盗賊一味に支配させて「この町」からも古城からも突破できないようにして、南は倉井さんを倒さないと「この町」に入ってこれないようにする。そしてもし入口を見つけて障害物を突破したとしても、町の人達は「魔王なんていない」と言う。
 しかしそれでも絵が下手ってところがね^^
 もちろん勇者が「魔王討伐」の任に着いている限り、魔王の存在による被害は全世界にありつづけているのでしょう。また勇者が倒しに来ることがあるのでしょう。でも、この町にはあまり関係のないこと。あくまで魔王サイドのお話でした。現在の平和を満喫する、明るいエンディングでした
〕。

 シナリオ面でも十分凝っているゲームでしたが、グラフィック面の凝り方もすばらしかったです。
 ゲーム画面を見ると分かるように、パッと見、このゲームはMOTHERシリーズに似ているのです。MOTHER好きだったので、このグラフィックだけでたまりません^^(とはいえ、シナリオも台詞も雰囲気もまったくの別物。台詞の雰囲気や、コメディの雰囲気は、フリーゲームによくあるような、ゆるゆるな雰囲気)。
 パロディといえば、屋敷を探索するとき際にメニューが少々変わります。これもちょっと元ネタがわからなかったんですけど、大丈夫です。なんかすごく凝ってるな、と思うくらいで。
 他にも、歩行グラフィックから敵グラフィックから背景から、グラフィックは全て自作かな。かわいい。

 演出も、とにかく凝っているんですよね。
 エンディングが終わって、おまけエピソードが4つ+αあるのですが、そのうちの1つがホラーノベルゲー風。回りくどい語り口や、登場人物のシルエットなど、ツクールでホラーノベルが見事に再現されていて笑いました。
 西の屋敷の探索も脱出ゲーム風でしたもんね。でもあんな画面を作るのなら、もっと要素の多い探索にしてほしかったなあ。
 キャラクターが喋るごとに効果音が多用されていたのも可愛らしさが引き立って好きです。キラキラの笑顔を浮かべながらの「シャララン」って効果音とか、台詞が無くて顔グラだけの表現とか。あ、あとエンドロールがお気に入り。かわいいなあ(´`*)

 ただ、戦闘に関するゲーム性は低いなと感じました。
 短いからかもしれませんが、武器の自由性も、技の自由性もあまり感じなかった。せっかく属性の弱点が設定されていて(攻略本にも本物の攻略本のように敵キャラクターのデータが掲載されていて)有利・不利が分かるのに、あまり技や魔法で活かせる場面がなかったので、戦闘には未消化感がありました。あんなにすばらしい攻略本がなければ気にしないのですが!(>_<)
 なので戦闘はありますが、戦略を立てるゲームではなく、話を追っていくゲームとして楽しむべきだと思います。

 攻略は省略。
 とにかく制作サイト配布の攻略本(別途ダウンロード/無料/pdf形式)がすばらしいので、そちらのダウンロードを強くお勧めします。
 話の展開的にも、戦闘的にも、難解な部分は無かったので、おそらく本編を一応クリアすることは自力でもできると思います。しかし、繰り返しすぎですが攻略本が本当にすばらしくって。
 それから、サブイベントや遊び要素がありますので、それを逃さないためにも。攻略本、お勧めです(力強く)。
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Author:トオカ
フリーゲーム好き。
無理せずゆるくプレイしていきます。

時々フリーゲームの感想を書いています。
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